札幌 市民写真展など巡り
写真展・展示会など見てきました
2017年、今年の雪まつり期間中、打ち合わせまでの空き時間で「第13回 市民写真展」と「奈良美弥子写真展」札幌市資料館のギャラリーで開催のVert de M さんの「ゆきみどり」を見て回りました。
〈札幌市資料館 外観〉
▲これは私の作品。と言っても無加工の
撮りっぱなし・・〈札幌市資料館 ステンドグラス〉
第13回 市民写真展
まずは「第13回 市民写真展」から。
▲このリンク先は、いずれなくなるかもしれませんね。
札幌市民や札幌市に通勤通学している方なら誰でも応募できるというだけあって、いろいろな作品が展示されておりました。被写体は道外のものでもOKのようです。
▲同市民写真展のサイトとフェイスブックより
かわいい昼寝中の白くまや人間っぽい表情の犬、大自然の偶然をうまく捉えた写真や、写り込んだ風景が幾何学模様に見えるビルなど、切り取った瞬間には眼を見張るものがあります。せっかくなので、入賞作をサイトで公開するとか、記念の冊子など作ってきちんと形が残る方が、有料でも応募者としてはうれしいですよね。
奈良美弥子写真展「土に生きる」
これは北海道新聞(北海道では全国紙と競合する北海道全域をカバーする大手地方紙。道新と略します)の記事に載っていました。場所は札幌の富士フイルムフォトサロン。
被写体は、富良野や美瑛などの北海道の自然や人物などの風景写真。
先ほどの市民写真展とは違い、奇をてらった構図や、色彩の遊びとかではなく、力強い大地と美しい空、そこに働く人々などを、季節ごとに切り撮って展示されておりました。
Miyako Nara Photo Gallery Landscape Stories
▲リーフレットの一部
写真集の販売(風景写真出版など)もされているようです。
私は、ご本人さんや作風など知らずにふらっと立ち寄った方なので、来場者に、いろいろと説明されていたご年配の女性を、ご当人と勘違いして聞いておりました。サイトを見るとお顔が違いますので、関係者のおひとりだったのでしょうか。
勝手な感想ですが、動画も一緒に撮影されるといいのではないかな〜と思いました。雲が流れていたり、小麦畑の穂が揺れている風景など、音や動いている様子が想像できる写真がたくさんありました。これだけ時間のかかる画作りだし、せっかくなので、この方の視点で撮った動画が見てみたいと思いました。
Vert de M 「ゆきみどり」展
最後にVert de M (ヴェール ディ エム)さんの「ゆきみどり」という展示会。
場所は札幌市資料館のミニギャラリーにて。
撮影ポイントを探していて、ふらっと立ち寄った札幌市資料館。
▲札幌市資料館の屋根のヘリ。札幌軟石を使った建物
として有名ですね。
下の画像は手作りの告知ポストカード。毎年この時期この場所で展示しているそうで、作品を切手にしたものとペアのポストカードなどを展示販売されておりました。
フイルムカメラで撮影
驚いたのがフイルムを使っていること。私もフイルムの作品に凝ったり、チェキを使って風景を撮ったりしましたが、お金がかかるんですよ、結構。リバーサルフイルムを使ったこともありました。
▲2015年9月15日 北の手仕事収穫祭inチカホより
でも、この作家さんは、フィルムの丸い粒子感はデジタルには出せない、温かみのあるボケ味が魅力的だったり、フィルムカメラで撮影するという事自体が好きなんだなあと感じました。
実際デジタルでは、葉っぱや草木の、自然のグリーンがなかなか出せないとおっしゃってしました。身近な自然を、やさしく記録していくスタイルは私も好きです。
残念ながら、サイトはないようですが、ときどき犬養ギャラリーで展示したり、チカホなどで展示販売されています。
次回の展示会だそうです。
2017年3月14日から19日 ギャラリー大通美術館 A・D室
機会があれば、お立ち寄りください。小さな自然が好きならきっと気にいるはず。
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