つりとお魚とデザインと

釣りと自然が大好き。金魚やメダカの飼育、
土いじりをしています。
癒やしとお楽しみを求めて、
お気楽にやってます。

みんなで釣りに行こう(1)誘いをかける&スタイル編

釣りっていいなぁ〜

 もうあと、二週間ちょっとで今年も終わりますね。今年の釣果はいかがでしたか? 来年は100匹釣る!とか、あのロッドを買いたいとか、磯デビューしたいとかいろいろ思案中のことでしょう。
 そんな中でも、友だちや奥さんや彼女、家族連れで港へ出かけて「釣りデビュー」したいとか、させたいと思っている方はいませんか?
 そんな楽しい釣りのために参考なるような事柄について書いてみます。ひょっとして奥さんや彼女が釣りにハマれば、使える予算も増えるかもしれません!

アブラコ アイナメ

▲こんなのもすぐに釣れますよ!


彼女を釣りガールにしたい!

 まずは、いろいろな準備や問題点があると思いますが、未経験者にとって大事なのは「目的地」じゃないでしょうか。例えば漁港までの距離とか、お昼ごはんや、トイレの有無などが大事になってくると思います。最初から「釣り」がメインになることは難しいと思います。釣り以外の「物」で誘い出さなきゃ !


 普段の釣りではコンビニおにぎりで、車の中や漁港のコンクリートの上で済ませる釣り人も多いかと思います。しかし、これじゃだめです!
 港の近くには、観光スポットや有名な海鮮の飲食店があったりすることも多く「お昼は食べログで見た◯◯◯に行こう!」「帰りは◯◯◯でおみやげ買えるよ」などという誘い文句を使いましょう。
 実際、北海道の中央圏では小樽市・余市市・苫小牧市・白老町、ちょっと足を伸ばせば「ロックフィッシュの聖地」室蘭市など、観光と食の街がたくさんあります。私も美味しい物を食べつつの釣行も多いですよ。


 このような誘い方をする場合は、下調べを入念にしましょう。お店の場所と営業時間は最低でも把握しておいてください。日帰り旅行のノリで周るコースを考えたりしても楽しいです。「夜景がとってもキレイだよ」なんて言葉も最高です。


最近のトイレ事情

 次にトイレが重要になってきます。男はいざとなればできますが、きちんとした施設があるかどうかチェックしておきましょう。意外と不便なのが小樽港です。実はコンビニが少ない上に、港が広いのですぐに行ける所になかなかなくて、しかもあまり目立たない。探しにくいのです。
 小樽での釣行時のトイレはコンビニ以外の店、たとえば電気店やスーパー、おみやげ店もチェックしておくと安心です。トイレアプリは役立つ時もありますが、地方へ行くと信頼性が低くなります。


 ざっとあげると、小樽の築港(若竹岸壁付近)なら築港公園内やウイングベイ小樽に、勝納埠頭ならフェリーターミナル、港町埠頭ならサンクス運河通店、色内埠頭は色内公園内などがオススメです。いずれの釣り場も、多少歩けば商業施設があるので公園トイレがイヤな場合のチョイスは可能です。グーグルマップはたまにウソがあるので注意です!


エサは避ける

 トイレと食べ物とおみやげをクリアしたら、エサや魚のぬるっとした気持ち悪さをなんとかしないといけません。エサは使わず、ボウズになるかもしれませんが、ルアー(ワーム)だけで対応します。最近の釣りはスタイリッシュでルアーを使うんだよとか、言っておきます。
 青イソメなんて、キモい上にキバがあって見た目はとっても凶暴ですよ。初めての女性にはなかなかキビシイと思います。これを見せてはいけません。
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 しかし、と同時に釣った楽しさを味わってほしいので、保険的に塩イソメを購入しておきます。もちろんエサ付けは男がやります。
 淡水の場合、サシやブドウ虫、赤虫がメインのエサですが、人工餌も売っているので、ルアーか人工餌で対応しましょう。サシはイコール「ウジ虫」ですがこんなこと間違っても言ってはいけません!

 魚のぬるぬるには、大型のフィッシュクリップや厚手の軍手、ゴム手袋などで対応。


手肌にやさしい

 そして手やツメが汚れる・匂いがつくのを防ぐには、手袋を用意します。ホームセンターで売っている食品用の薄手のゴム手袋がいいです。よくデパ地下食の店員さんがつけているアレです。プラス、手を拭くウエスやウェットティッシュも忘れずに。


あくまでスタイリッシュに!

 次にフィッシングスタイルを考えます。基本的にはランニングウエアやアウトドアスタイルに近いものが参考になるかと思います。昔は釣りといえばおっちゃんのように肌着で首にタオルを巻く人がたくさんいて、いかにも「釣りしました」という格好でした。行きは良いのですが、帰りがちょっと恥ずかしさを感じることもありました。


 夏は、暑さ(日焼け)対策に薄手の長袖とTシャツの組み合わせ、プラス首を守るストールなど、もしくは襟付きのシャツがオススメ。ボトムはショート丈でもいいのですが、やはり虫さされや日焼け、転倒時のキズなどが気になるので、肌は出さずに動きやすくてストレッチ性のあるロング丈がベストです。子どもの場合でも一緒のスタイルでいいと思います。
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 もちろん普段から使っている日焼け止めは用意してもらいますが、強めのSPF 50 PF++などでしっかりと対策します。汗で流れてしまうので何回も塗りなおす必要がないものが理想ですね。


 また帰りは、着替えのTシャツや薄手の長袖を用意すると、とても快適です。汗でベトベト感がやわらぎますし、そのままどこかに寄って帰るときも、恥ずかしくないですね。
 それとウィンドブレーカーなどのジャンパー類。トイレで着替えてもいいのですが、ウィンドブレーカーを着て、隠しつつ車の中で着替えると手軽です。


冬は釣り場に慣れてから

 秋は釣りにはいい季節ですね。そんなに汗もかかないし、街着に上着だけでOKです。ただ、10月に入ると港はかなり冷えます。少し厚めのウエア類が便利です。特に足元が冷えるので、ボトムは履いている物の上から、さらに履けるようなビニール系のスポーツウエアが必要です。汚れるので安い物でいいです。帰りは上着類を抜けば、そのまま街へ出掛けても、そんなに気にならないと思います。


 冬場の港は初心者にはまったくおすすめしません。寒いし足元が危ないです。ワカサギ釣りなどに行くならダウンジャケットよりも、スノーウエア着用がいいです。


釣りのスタイルは普段着で十分

 基本的には普段着でも十分ですが、いずれも汚れるのが前提のスタイルがオススメです。ワークショップ系のお店へ行けば、結構オシャレで実用十分な物がたくさんあります。これから始めるなら思い切って、アウトドア用として購入してもいいかもしれません。


 川などの淡水の場合、街中での釣行であれば、トイレや食事はそんなに問題はないと思います。スタイルももっと普段着に近いものでいいと思います。実際、私は近くの川へチャリで向かい、ロッドとボディバッグ1つで楽しんでいます。


 次は釣らせる&道具編です。


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